2005年09月30日

『死んだ地球からはビジネスは生まれない』

今週の『週間東洋経済(2005年10月1日号)』にLOHASの小特集が記載されていた。
6ページの特集で、そのうち4ページが最近のロハスビジネスについて、
残り2ページが米パタゴニア社の創業者イヴォン・シュイナードのインタビューだった。

たった2ページだが、イヴォン・シュイナードの言葉はすごく重かった。

国内のMBAでビジネスを勉強しているとものしんにとって、彼のビジネスに関する言葉は
一つ一つが新鮮で、重かった。

特に重い言葉だったのは、

 ◆ビジネスは実のところ誰に対して責任があるのかということに悩み、
  それが株主でも、顧客でも、あるいは社員でもないという結果にようやく達した。
  根本的にビジネスは資源に対して責任がある。

 ◆死んだ地球からはビジネスが生まれない。
  健康な地球がなければ株主も、顧客も、社員も存在しない。

 ◆急速な成長を目指すことは、何より地球環境によくないと気付いた。
  私たちは大企業を目指してはいけない。
  年間4〜5%くらいの、コントロールされた成長でなければならない。


だ。

ビジネスをもっと勉強したいと思ってMBAに入学して、
如何に企業をマネージし、如何に企業価値を高めるか、について勉強している傍らで、
LOHASに関心を持って環境や食や健康について考えていると、どうしても矛盾が出てきて、
どうにもすっきりしない居心地の悪さを感じていた。

それに対して、彼はアドバイスを与えてくれたような感じがした。

パタゴニアのWebサイトには彼らの活動やフィロソフィーが載っているようだ。
覗いてみよう。目

posted by とものしん at 00:22| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
◇国連ではいつも「持続可能な開発」を提唱しているのですが…。
開発=企業活動と心の底で思っていました。

◇ロハス殿がお通いの大学の向かい側の大学にお運びいただいたことはありますか?

◇そうでしたか、ロハス殿も悩める一人なんだ〜。イケイケドンドンは、矛盾を生みますね。

◇いつもロハス殿は、私の思っていることを代弁をしてくれているような気がして、このサイトから目が離せないでいます。
今後もよろしく!期待しています。


Posted by SAY at 2005年10月01日 10:20
10年前、私は武蔵工業大学の一年生でした。
で、授業の中に「技術リテラシー」という科目があって、これがなかなかエキサイティングでした。
講師の方は確か、トヨタの元かなり偉い役職の人(曖昧・笑)で、授業内容は日経新聞を読んで解説するだけみたいなものでした。ただ、解説の視点としていつも「持続可能な社会の実現」というテーマがあって、私がサスティナビリティという言葉に触れたのもまさにこの時でした。
10年前というと、まだLOHASという言葉もなかった時代で、その時から「車を作って売る企業が永遠に成長し続ける為に必要なことは何か」という問いがトヨタには明確にあったのだろうなぁと思います。
世界を席巻する勢いの一大企業トヨタですが、今、売られているプリウス等を見ていると、彼らの地道かつ生真面目な価値創造の成果物であるように思え、恐れ入ってしまいます。
Posted by hal* at 2005年10月01日 15:02

SAYさん、hal*さん、コメントありがとうございます。

◆SAYさん
いつもありがとうございます。その言葉、嬉しいです。最近サボっている更新、やる気になってきました。
向かいの大学には入ったことありません。入れるものなの?と思っていました。今度覗いてみようかな?

やっぱ、程よくそこそこに、というのがいい気がします。
Moneyという唯一の評価軸に踊らされているような気がします。


◆hal*さん
トヨタってすごいですね。コメントを読ませていただいて、改めて感心しました。

僕は先日大学院の授業で、ある講師が話した言葉がすごく印象的でした。
『日本はもやは成熟市場。成熟市場には、成長市場とは違った成熟市場なりの成長の仕方がある。北欧やアイルランドがいい例だ。』

日本や先進国がこれからの方向性を考える上で、価値観が大きく変わる状況にあるということでした。今後、世の中で活動するにあたって、その軸を変える必要があるということです。
それが実証されたのが、トヨタのプリウスなのではないかと思いました。

トヨタはこんなことも考えていたのかもしれませんね。

Posted by とものしん at 2005年10月02日 00:11
◇お向かいの大学で、結構よさげなシンポなどあるんだよね。時々行ってますが、入るのに必ず事前申込みが必要なのが難です。国際会議室の一般用椅子は、一客30万円だと。

◇halさん、この「リテラシー」って、なにかにつけて最近のキーワードだと思いませんか?「メディア・リテラシー」に「リーガル・リテラシー」に…。でも、10年前には「技術リテラシー」ってのがもう出てたんですね!ススンデル〜。

◇トヨタのプリウスはいいけど、ちょいとお高め。外車買えるような方は、こっちに乗り換えて欲しいなあ。外チャリじゃ、まだ無理だけどね。
Posted by SAY at 2005年10月02日 20:07
◇本日の朝日新聞広告見ましたか?!
なんだか、真ん中辺りに見たことある図柄があるぞ、と思い、視線を上に。
あら!やっぱり!
とものしん様が、ご紹介になったパタゴニア社のHPで見ていたものでした。この会社のことは、このサイトで初めて知ったのですが、すでに有名なんですね。婆は遅れていますね。

◇今年は、クール・ビズからウオーム・ビズだそうだけど、その際には、是非リサイクル可能な素材で作った衣料品を販売、購入していただきたいものですよね。そこまでやって初めて、省エネ作戦が成果をあげると思いませんか。
Posted by SAY at 2005年10月05日 21:19

SAYさん、コメントありがとうございます。

とものしん家は日経新聞なので、朝日新聞は見てませーん。あー見たかったなー。

SAYさんのおっしゃる通り、ウォームビズでもクールビズでも、リサイクル素材で作った衣料品はより地球に優しいですよね。
今年の冬はパタゴニア社のジャケットとかであったかく過ごしたいと思ってます。
Posted by とものしん at 2005年10月06日 11:34
ソトコト当地に出店してきた「戸田書店」で見つけました。田舎にも「ロハス」のスタートする仲間が、増えるかも?
Posted by しょうちゃん at 2005年12月29日 21:13
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